【 こんな症例が治ります シリーズ 64 】 犬の胃拡張捻転症候群 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

 

 

犬 3歳 オス(去勢手術未実施) です。

 

 【 今朝ご飯を食べた後、突然吐きそうにするが何も出ない状態になったというワンちゃん 】です。

 

 レントゲンを撮影すると、胃が拡張し捻転しているサインが出ていました。

 これは、「胃拡張捻転症候群」 という病気で、緊急疾患です。

 早急に手術しないと死亡する事が多い病気であるため、すぐに緊急手術となりました。

 手術は成功し、術後も良好で元気に退院していきました。

 

 この病気は、「胸の深い犬」に多いと言われている病気です。 また、興奮状態でお水を飲んだり、ご飯を食べたりすることが引き金になると言われています。

 外出先から帰宅した時など、動物さんは極度の興奮状態になっていることがあります。 帰宅後すぐに、お水やご飯をあげるのは控えましょう。

 

 【追伸】 この手術は、慣れている獣医師が執刀しないと、実は成功率が高くなりません。 手術前後の管理も非常に大切になります。

 

 獣医師 小田原 由佳

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